クラウドソーシングサイトは日本でも年々増えてきていますが、海外でも業種問わず幅広く利用されています。
記事のライティングや翻訳、デザイン案件をご想像されるかもしれませんが、営業サポートやバーチャル秘書など、リモートでもお仕事が可能な案件が多数存在します。
英語やその他の言語を操るフリーランスの方なら、海外のクラウドソーシングサイトにも目を通してみると良いかもしれません。
メリット・注意点とともに、クラウドソーシングサイトを7つ挙げていきます!
目次
海外のクラウドソーシングサイトを利用するメリットは?
- あらゆるベンチャーやスタートアップ企業は、スピーディーに対応できる単価の安いフリーランサーを探そうとします。なのでプロとしての実績や仕事経験が浅い方でも案件をゲットしやすく、チャンスをつかみやすい環境です。
- 日頃のやりとりから会話まで全てが英語なので、たくさん英語を身をつけることができます。
- 世界各国のフリーランサーが登録しているので、全員がナイティブとは限りません。例えば、デザインやweb制作、プログラミングなどの案件に携わる場合、クライアント側は、フリーランサーに高度な英語力を求めません。よって、英語でのコミュニケーションに多少の不安があってもチャレンジしやすいのではないかと思います。
海外のクラウドソーシングサイトを利用する上での注意点は?
- あやしい案件を載せている企業がいる場合があるので、しっかり仕事の説明文を読むことが大切です。詳細が少なすぎる場合は、クライアントに詳細を聞くなどして、入念にコミュニケーションを取るようにしましょう。
- 稀ですが、案件の報酬を高額に設定しているところもあるので注意が必要です。高額にして応募を増やそうとする意図があるようですが、実際はかなり安いなんてこともあります。
- クライアント側がクラウドソーシングの外部で連絡を取ろうとする場合は注意が必要です。場合によっては、容易に連絡がとりやすいようSNSのチャットアプリを利用したいだけかもしれませんが、支払いなどの手続きも外部でしたいと言われたら、支払い方法から契約書などの詳細をもらえるかどうかを確認しましょう。
ちなみに Paypal を使用することは割と一般的なので、怪しいとは限りません。会社情報をどれだけ開示しているのかをチェックしてみましょう。
Upwork
- 超グローバルで世界シェアNo.1のクラウドソーシングサイト
- クラウドソーシングの先駆けだった会社の進化版
- アメリカ設立(あの有名なシリコンバレーに本社を構える)
- 幅広いジャンルの案件がありますが、シリコンバレーの近くにあるだけあって(関係ある?)IT系の最先端事業に関連した案件が多い様子。
- 初心者でも応募できる案件があり、Connects というコイン(?)の枚数に応じて好きなだけ応募することができます。Connects数が切れたら、有料で購入しなければなりません。
- time tracker付き (時間を測るアプリ)なので時給ベースのお仕事も可能
まずはCV(カバーレター)を送り、興味があることをメッセージで伝えて簡単に自己アピールをする仕組み。履歴書を添付するところもあります。
Freelancer
※以前こちらをご紹介しましたが、トラブルが多いとの報告あるのでおすすめしません
- 世界規模の総合型クラウドソーシングサイト
- 100種類以上の多種多様な仕事が見つかる
- オーストラリア設立
- 約250ヵ国の企業、フリーランサーが登録している
- time tracker付き (時間を測るアプリ)なので時給ベースの仕事も可能
- HPはあらゆる言語に対応しているため、日本語ページから仕事を検索できたり、プロジェクトを投稿することができます。
https://www.freelancer.com/
Toptal
- 代わりにご紹介するのがこのToptal!カタカナでトプタル。
- 経験豊かなトップクラスのフリーランス向け
- 全てにおいて「トータルリモート」の会社なので、なんと本社はありません!
- 主にソフトウェア開発やデザイナーなどが使用する
- クリーニングプロセスを突破すると、大手企業のクライアントとお仕事ができたり、公平な報酬を得られるプロジェクトに参加することができる。
- トプタルコミュニティーというものが存在し、多くの技術イベントやミーティングに参加できるチャンスがある。
fiverr (フィーバー)
- デザインや翻訳など職人系のお仕事が多いクラウドソーシングサイト
- イスラエルが本拠点(約10年の歴史)
- 5ドルからの安価の案件があるので、挑戦しやすい
- 自分のサービスをパッケージにして販売することができる(日本のココナラに似ている)
- ライフスタイル関連のサービスが販売できる。(占いやアドバイス、コンサルなど)
Witmart
- 中国最大のクラウドソーシングサイト
- 700万人の利用者(人口多っ!!)
- 現在はロゴ、webデザイン、翻訳、コピーライティング 、マーケティングの案件が人気で多い
- マイクロタスクは扱っていないので注意!
- 他と比べて、案件単価が安いものが多い
http://www.witmart.com/ (HPは英語で利用もできる)
Clickworker
- ライター、事務作業型のクラウドソーシングサイト
- 会員数70万人(え、Witmartとゼロが一つ違う!)
- 単純で簡単な作業が多く、マイクロタスク型なので長期的な契約がほしい方には向いてないかも・・(?)
- ドイツ発祥のサービスですが、英語でのやりとりが基本。
- アジア人の利用が少ないこともあり、日本語を使用する案件はもしかしたら少ないかも・・(?)
- 本人認証が行われているので、比較的信用度が高い印象。
flexjobs
- 在宅勤務ができる、専門家に特化したクラウドソーシング
- アメリカ発祥のサービス
- タスク型と違って、リモートで会社の一員として参加するスタイルの働き方(転職サイトに近いかも)
- 幅広い職種があり、マネージャーポジションなどの応募も可能
- 長期的な関係を築きたい方や、長期的なお仕事がほしい方にはおすすめ
guru
- グローバルに展開している、成長中のクラウドソーシングサイト
- アメリカ発祥(約20年の歴史)
- データ入力など簡単なものから専門的な案件まである
- ウェブ、デザイン、ライティングが人気
- 日本人の利用者が少ないということはある意味競合が少なくてチャンスかも・・(?)
以上が海外のクラウドソーシングサイト7選でした!いかがでしょうか。
興味のあるサイトがありましたら是非登録してみてください♪
いきなり “Let’s have an interview!” とお声がけいただくことあるかもしれません。その際にはあらかじめこちら、Zoomで使える英語フレーズ集を参考にしてみてください。