フリーランスの働き方 | 収入やメンタルは安定?注意点は?気になる疑問にお答えします

近代、ますます人気になってきたフリーランス。今後、優秀なフリーランスに仕事を外注したいといった企業も増えてきています。スタートアップやベンチャー企業ではフリーランスの力を借り、業務委託契約を結ぶところも多くあります。フリーランス需要が増加していくことも踏まえ、 安定 かどうかに対する考えや『気になる疑問』にも、筆者の意見を交えてお答えしていきたいと思います!

フリーランスの働き方とは?

企業や組織に所属せず、個人で仕事を請け負い、仕事をこなしていくというスタンスの働き方です。法律的には「個人事業主」または「個人企業法人」として、フリーランサーは活動しています。専門スキルを使った仕事で活動する人や、コンサルティングサービスなど独自でビジネス展開をしているフリーランサーもいます。

働き方は多種多様ですが、いくつかのエージェントに所属して、各エージェントから受託した業務を同時にこなす人もいます。このタイプのフリーランスは契約を終了しない限り、決まったエージェントと仕事を行えます。(営業活動にそれほど力を入れなくても良いという利点があります。)一方で、活動の幅を広げたい方や、様々な業界の人と仕事をしていきたいという人は、営業活動にも力を入れ、自分の創り出した製品やサービス、能力などをアピールする必要があります。

フリーランスとして活動開始するには、届出を出すだけ!

フリーランスはなんと誰でも簡単に始められます!もちろん、確定申告や税金関連の知識を身につけることも必要ですが、始めてから着々と準備を進める人もいます。そんなフリーランスを始める方に向けて、収入やメンタル面の 安定 やその他の点についてまとめてみました。※個人的な意見も多く含まれます※


気になる疑問

  • 収入は安定するのか?安定するまでどのくらい時間がかかるのか?
  • 収入が安定しなかったら、精神面でも不安定にならないのか?
  • フリーランスになると、孤独になったりしないのか?
  • フリーランスになると、人脈は必要なのか?
  • 仕事は継続的にくるものなのか?
  • フリーランスとしてこの先もずっとやっていけるくらい将来性のあるものなのか?

収入は安定?

収入に対する疑問はかなり多いと思います。もちろん、業種によってどのように変化があるのかはバラバラです。たとえば、コロナ禍において収入が激減した事業もありますし、影響がなかった事業もあります。フリーランスは責任がすべて自分に降りかかってくるので、必要な時は方向転換せざるを得ない場合もあるかと思います。

ただ、特定のスキルやサービスを向上して仕事が色々なところから来るような状況を作ることができれば、収入は上がる一方だと考えて良いと思います。筆者の意見では、インターネットを主な市場と考えて活動することが安心だと考えています。 インターネット上は、利用数も圧倒的に多く、海外からのアクセスも見込める場合があるからです。

また、自分の名前をSNSやWEBを通して広めたり、あらゆるつながりを通して、自分の事業を発信することで、仕事がどんどん増えていくというケースもあります。今後の収入の安定性は、結局のところ、自分の創造性や努力次第と言えます。


精神的にはキツい?

フリーランスとして仕事をするのは精神的にどうなのでしょう?もちろん、所属する企業・組織がない上、自分一人で生計を立てていくので不安に思う人も多くいることだと思います。

まずは、収入が安定していない時は精神的にも不安定になる場合があります。このような状況に陥る前に、ある程度の貯金をすることが大切です。すぐに収入アップへつながるか分からない場合もあるので、試験的にどのくらいは毎月稼げることが可能なのか、きっちり把握、予測することも必要です。

次に、仕事によって臨機応変に対応しなければいけないというストレスで精神的に不安定になる場合もあります。各エージェントによって仕事に仕方が違っていたり、仕事内容によって様々な準備が必要になったり・・。要するに「変化」についていけずに、疲れてしまうようであれば、フリーランスとして働くのは大変だと感じることがあるかもしれません。

さらに、フリーランスなので職場の上下関係はないとはいえ、あらゆるクライアントとのやり取りや交渉にストレスを感じるタイプの人もいると思います。フリーランスでも「人間関係」は存在し、そこのストレスを省くことも難しいです。自分の仕事に責任を持って、良好な人間関係を築く上では、丁寧な交流、やりとりを心がけないといけないのです。


孤独になる?

フリーランスを始めてから、独立してから孤独になったって言う意見も聞きます。一人で仕事を進めることに抵抗があるならば、仕事のパートナーを探す、異業種交流会などに参加するという方法があります。さらには、従業員を雇うといった方法がありますが、そのためには法人化が必要です。

筆者の個人的な意見としては、仕事においては、翻訳など黙々する業務が多いので、孤独感を気にしたことがありませんでした。ただ、会話の重要性も大いに感じているので、異業種のフリーランサーや本業と別に副業もしている人と交流を図ることが多いです。お互いに意見交換をしたり高め合う存在があるだけで頑張ろう!という気分になります。


人脈は必要?

上の段落の通り、仕事の意欲を高める上では、交流も大切であり、様々なチャンスを掴む上では人脈は重要と言って良いと思います!人脈があると、思いもよらないところから大きな仕事をゲットできる場合もあります。(フリーランス通訳者としての仕事の始め方・進め方・必要な道具など)の記事にも書いてあるのでご参考ください。


仕事は継続的にくるものなのか?

仕事やプロジェクトを受託できるかどうかは、やはりあなた次第!と思い切って言ってますが・・努力を積み重ねてやっと継続的な仕事につながったといった事例も多くあります。提出物や製品サービスの完成度が高ければ高いほど、クライアント側から満足してもらうことができるので、質の高いモノを提供することが重要です!これがさらなる仕事の受託・受注へとつながる第一歩です。

しかしながら、仕事は必ずしも継続的にくるとは限りません。競合が多い分野では、代わりはいくらでもいるので、「自分にしかできない何か」を見つけるのも一つの手です。一例を挙げると、「掛け算ビジネス」と言って(自分でそう呼んでいるだけですが)何かと何かを繋げるビジネスも一つの戦略になります。筆者の場合、ワードプレスの操作・作成ができることから、ワードプレス x 翻訳で事業の展開ができます。そのほかに、ライティング x 翻訳、プログラミング x 翻訳、IT x アート、英語 x クッキング教室などというように、何か二つを組み合わせることで、より強い戦略が生まれます。そのために、新しいスキルを身につけたり、想像力を広げてみるのも良いかもしれません。


フリーランスとしてこの先もずっとやっていけるくらい将来性のあるものなのか?

実際のところ、フリーランスに限らず、会社員でも将来性があるのかどうか分からない時代に突入しています。接客対応の多い会社では、コロナ禍によって一時解雇があったりするなど職を失う人も多くいました。したがって、どんな業種でも、将来の安定が確保されているとは一概には言えません。しかし筆者が思うには、スキルや知識を身につけた人たちは今後もあらゆるところで活躍できる可能性が高いということです。どこかの組織に属していたとしても、自分にとってプラスな影響があるかどうかを見定める必要があり、自分の能力をどこまで伸ばせるかによって、将来性が決まると言ってもおかしくはないと思います。

フリーランスの利点を挙げると、ライティングや翻訳、通訳などの専門職を例に挙げて、能力さえあればいつまでも働き続けることができるということです。会社に属していると、新入社員の受け入れを優先され、退職を余儀なくされる場合がありますし、まだ働きたいのに働けないという人もいるかもしれません。しかし、個人で働くと、歳を重ねてもまだまだ仕事をし続けることができます。

映画字幕翻訳家・通訳者で活躍されている戸田奈津子さんもその一人ですよね。

また、会社に勤める女性は出産や育児により、退職しなければならない状況もあります。しかし、フリーランスとして活動をすると、たとえ育児をしていても、スキマ時間に数時間仕事をすることもできます。

とある有名漫画の英語翻訳を手がけた方も、赤ちゃんを抱えながら仕事をこなしていたとのこと。

つまり、短時間で集中して仕事ができる環境を作ることが可能です。会社に勤めてない=仕事がない に直面しなくて良いので、そこの不安は取り除けるのではないでしょうか。


おわりに

このように、多くの人がフリーランスの働き方について気になっている疑問をまとめてみました!是非この際にフリーランスで働くことを前向きに考えてみてはいかがでしょうか。何か意見やご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。